昨年高知県工業技術センターの上東さんらのご尽力で開発された、新しい高知県酵母、宇宙深海酵母で醸造された。宇宙深海酒と表記出来るものは現在6蔵あります。(宇宙酒・深海酒を含めると11蔵さんが醸造されています。)
無手無冠・司牡丹・亀泉・豊能梅・安芸虎・美丈夫のブランドになります。今回はその中の亀泉 純米大吟醸原酒 宇宙深海酒 720ml・・・税込2,750円の試飲をしてみましたので紹介してみたいと思います。
原料米・・・・高知県産風鳴子(高育63号)100%・自社栽培米
精米歩合・・・50% 酵母・・・宇宙深海酵母(AA-41)
日本酒度・・・±0 酸度・・・2.0
アミノ酸・・・1.0
透明感のある色合いで香りは抑え目ながらメロンをイメージさせる。口当たりはやわらかで、爽やかな酸が全体に広がり伸びやかさと奥深さも感じさせてくれる。それに、原酒であるが軽やかさも感じさせてくれるのでとてもスッキリと飲める。これは原料米をすべて、自社栽培米高育63号を香南台地で手塩にかけて栽培している結果か。食材を生かしてくれるのでワイングラスで週末にゆったりと味わってもらいたい。後口に残るほろ苦さが味を引き締めている。
追伸、ラベルにもこだわり、深い青色は果てしなく広大な宇宙とどこまでも深遠な深海の色を表し、古来、亀座とされていたオリオン座と深海魚チョウチョウアンコウをデザインしているのも新しい亀泉さんの試みです。
お問い合わせ・ご注文は大国屋酒店にお願い致します。