仁淀川流域豊物蔵 司牡丹酒造 素材編 横畠果樹園 横畠宏幸氏

仁淀川流域豊物蔵 司牡丹酒造 素材編

佐川町黒岩 横畠果樹園・横畠宏幸さんのご紹介。

こちらの果樹園は70年程前に新高梨栽培を黒岩地区に導入されたおりに中心的に動いた、おじいさんが始められた果樹園になります。県内導入は針木と同時期になります。

現在は孫の宏幸さんが代表を努めて、ご家族で栽培されています。

 

宏幸さんは、黒岩地区の平均気温が高知市内より2°C低い特徴と長年の栽培経験を生かして、2011年に作付面積をに増やして黒岩の新高梨のブランド化に尽力しています。

この時、昨付けの地面を平らにしており作業効率向上にも取り組んでいます。

このようにこだわりは多岐にわたっています。

・例えば肥料はオリジナルの配合で畑に入れる。

・木の下の下草刈りは月、一回。

・10年先の温暖化を見据えスプリンクラーの設置。

・安定した商品の品質維持。

・新高梨の木にも個性が有り収穫時期がことなります。そこで新高梨の一番、美味しい時期に市場に出荷することで、生産者の都合で出荷調整ができるようにし、消費者に一番の味を食してもらえるようにしている。量もはかせるし、美味しい新高梨の生産のみに集中できるメリットと時間を生み出すことができている。

ゆえに、県下一の出荷量を誇っている。

横畠果樹園の新高梨の特徴。

  • 硬さ
  • 歯ざわり
  • 甘さ
  • 大きさ

以上の順番で考えている。今年は長雨があったため早目に食してもらうほうが良いとの判断で2周間と数日で売り切ったとの事。当日、食された皆さん良かったですね。取り置きの新高梨対応です。

自分も味見させてもらいましたが、しっかりした食感と適度な歯ざわり、14度位の糖度と品のある甘さが美味しゅうございました。今年はひと玉の大きさが小ぶりで大玉が少なかったようです。ここにも気候変動の影響が出ているんです。それでも大きいものは小学低学年の子供の頭位の大きさがあります。

宏幸さん、来年も美味しい新高梨を宜しくお願いします。