6月9日、初回の仁淀川流域豊物蔵では確かな手ごたえがありました。美味しい日本酒は、食材も生かし、人との繋がりも円滑にしてくれます。　それぞれの人の酒量に合わせ、ワイングラスに20ｍｌ注ぎ、一つ一つの料理との相性に適宜合わせる事で、食事が楽しく、味わい深いものとなり、一段階上の上質な時間になりました。

返杯の文化と共に日本酒の品質の良さを追求することで、より日本酒の奥深さを感じ、楽しめるのではと強く思いました。お客様には当日、亀泉さんの仕込み水と日本酒。流域の飲み比べｾｯﾄと全て日本酒での構成で大満足していただきました。

反省点もいろいろありました。初めてで主催者側の思いが強く、料理と企画を詰め込み過ぎた為、量が多くなり、中心の日本酒をお客様に味わう時間を十分に作れなかった。足し算のみをしてしまった。料理と亀泉さんの組み合わせは評価して頂いただけに残念。酒・食材の生産者の思いをもっと力強く伝えたかった。

次回の司牡丹さんの時には、大胆に引き算をして企画してみたいと考えています。もちろん質は落とさないようにしてです。

良い水のある処には人々を引き付ける力があるんです。

次回は告知をしての募集となります。是非、皆さん宜しくお願い致します。

当日参加のお客様、亀泉酒造のみなさん・西原杜氏、季節料理かつ庵のみなさん・上村氏、共催ありがとうございました。感謝です。

（有）大国屋酒店 http://ino-daikokuya.co.jp/